どうなる? シネカノンどうなる

今日ラジオニュースを聞いていてびっくりしたのですが、韓流の火付け役でもお馴染みのあのシネカノン民事再生法適用を申請されたそうです. 2000年の 『シュリ』 の大ヒットに始まり、 『誰も知らない』 のスマッシュヒット、そして 『フラガール』 の日本アカデミー賞作品賞受賞と何かと話題を提供してくれた映画会社がまた一つ不況の波に飲まれてしまうのは悲しいことです. 負債総額も47億300万円ということで今後どうなるのか、注目したいところです. ただシネカノンのこのようなニュースを聞いて一番心配なのはやはり井筒和幸監督です. 映画の裏事情に詳しくない方には井筒監督作品である『ゲロッパ! 』や『パッチギ』をシネカノンが配給していた程度の認識かも知れませんが、実は井筒監督にとってシネカノンはある種恩人のような存在. その恩人がピンチの今、井筒監督がどう動くのかも注目です. ちなみに井筒監督とシネカノンの関係性についてはWikipediaなどで調べてみてください. backrerehor 井筒監督が『パッチギ』を撮ったのも理由もそこにあるのではないか? という憶測もあるくらいに特異な関係と言われたこともありましたからね. てな訳で数年前に噂で聞いた『パッチギ3』もこの機会に実現されてしまうのか. 最近TVであまりお見かけしない井筒監督の新作がとても気になります. 深夜らじお@の映画館 はシネカノン神戸にもかなりお世話になりました.