地球代表の5人を応援してください! 映画

本日6月26日より、新宿バルト9シネ・リーブル池袋他で公開中の劇場... 本日6月26日より、新宿バルト9シネ・リーブル池袋他で公開中の劇場アニメーション『宇宙ショーへようこそ』. その初日舞台あいさつが、新宿バルト9で開催された. 映画『宇宙ショーへようこそ』は、5人の小学生と1匹の宇宙人が、宇宙を駆けめぐるSF冒険ファンタジー. 監督を舛成孝二さんが、脚本を倉田英之さんが、キャラクターデザイン・作画監督石浜真史さんが担当するなど、実力派スタッフが制作している. なお、作品のキャラクター紹介やプロモーション映像は こちら 、石浜真史作画監督へのインタビューは こちら 、舛成孝二(ますなりこうじ)監督へのインタビューは こちらの記事 をご覧いただきたい. 舞台あいさつには、オーディションで選ばれて自分たちと同世代の役を演じたメインキャスト、人気声優の藤原啓治さん、さらには舛成監督が登壇した. 以下にその模様を掲載する. (インタビュー中の名前は敬称略) 左から、舛成孝二監督、松元環季さん(西村倫子役)、黒沢ともよさん(小山夏紀役)、生月歩花さん(鈴木周役)、吉永拓斗さん(原田康二役)、鵜澤正太郎さん(佐藤清役)、藤原啓治さん(ポチ・リックマン役). 子どもたちが「はいっ! 」と返事をすると、それにあわせて藤原さんも「はいっ!!」と返事をするシーンも. 少し緊張しているメンバーに配慮した、藤原さんの優しさが見えた. ――まずは、会場の方々へあいさつをお願いします. 黒沢 : 今日はたくさんの映画の中から『宇宙ショーへようこそ』を選んでくださって、ありがとうございます!! 生月 : この映画は、人を信じる大切さを教えてくれる映画なので、それが伝わればいいなと思います. 吉永 : 公開初日に来ていただきまして、ありがとうございました. こんなに大勢の方が来てくださって、とってもうれしい気持ちでいっぱいです! 松元 : お忙しい中、この映画館に足を運んでいただき、ありがとうございました. 今日はよろしくお願いいたします. 鵜澤 : 今日は、劇場まで足を運んでいただきまして、ありがとうございます. 短い時間ですが、よろしくお願いいたします. 藤原 : (子どものような声で)こんにちは! (一同笑) ちゃんとしたことは皆が言ってくれたので、僕は特にないです(再度、一同笑). よろしくお願いします! 舛成 : 今日は、初日から来ていただき、本当にありがとうございます. どうぞよろしくお願いします. ――今日は、これから映画を見る方が集っています. ネタバレにならないように、見どころを教えてください. 黒沢 : ポチの家に遊びにいくところを見てほしいです. 細かい家具があって絵もキレイですし、セリフがない状態で、皆がキャラになりきってセリフを勝手に言っているので、そのセリフにも注目していただければと思います. 生月 : えっと~... 自然がキレイなところと、宇宙に行っておかしを買いに行く時に... 誰かが変なボタンを押しちゃって、誰かが変な風になっちゃうところです(一同爆笑). あと、飴(あめ)もおもしろい形なのでそこも見てください! 吉永 : 僕は皆が成長していく姿と、ポチ・リックマンに注目してもらいたいです. 松元 : 私もオモチャ屋さんに行くシーンや、おかしを食べるシーンはすごくおもしろいと思います. 見れば見るほど新しい発見があると思うので、何度も見てほしいです. 鵜澤 : 最初は自然がいっぱいある田舎の村から始まり、いきなり宇宙に行く. 見たことがないようなものを、すごくいっぱい考えて書いている人がいるので、そこです. あとは音楽もすっごくいいので、その2つです. 藤原 : また皆がすごいちゃんとしたことを言うので、僕は困るんですが(笑). ... いや、まさか後半であんなことが起こるとはね(一同爆笑). あの人がまさかあんなことになるなんて、本当にビックリしました. (マジメになって)それと、映像がすばらしいですよね. 牧歌的な風景から宇宙まで、そのクオリティの高さには驚きました. そこを見てほしいです. 舛成 : 僕は全編というしかないんですが、あえてあげるなら見終わると子どもたちがとにかくかわいくなる. いや、見る前からかわいいんですけど、本当にかわいくなる. あと、大人なら「自分も昔は子どもだったんだな」という雰囲気を味わってほしいと思っています. ――子どもたちを本当の子どもたちに演じてもらっていますが、監督はそこにはこだわりを持っていると聞きました. 舛成 : 映画はどうしても絵空事、ウソというのがついて回る. それをいかに本物だと感じてもらえるかが、僕の仕事なんです. そのために今回は主人公の子どもたちを、実際(と同じくらいの年齢)の子どもたちに演じてもらいました. ――演じられた方々は、アフレコ収録時に感じたことはありますか? 吉永 : 映画に出てくるメンバーのように、5人ともすごく仲がよくて、でもやる時は真剣にやる. 楽しくていい思い出になりました. 黒沢 : 私と周ちゃん、倫子と康二で大騒ぎして、清兄ちゃんがニコニコしながら見ている. そんな、アニメみたいな雰囲気でした. ――監督はどんな方でしたか? 松元 : Tシャツがオシャレで(一同笑)、「今日はどんなTシャツを着てくるんだろう」って皆で話していました. (苦笑しながら前かがみになる監督) 黒沢 : 下はジーパンなんですが、Tシャツとリュックが毎回違っていて、とてもオシャレでした. ――藤原さんは、皆から見てどんな方でしたか? 生月 : 毎日サングラスをかけているのが気になりました(一同笑). (サングラスをすばやく外す藤原さん) ――今日その謎を解きましょう. なぜ、藤原さんはいつもサングラスをかけているのですか? 藤原 : 人見知りで、恥ずかしいからです. ――その藤原さんは、収録はいかがでしたか? 藤原 : 本当に"僕たち"は仲よしで、いつも収録の合間になるとキャッキャッして... ねえ? 僕を交えてだよね? (一同笑) さっき5人って言っていたけど、6人だよね? 収録も楽しく一緒にやったし... ねえ? 5人 : はいっ! 藤原 : こんな感じです(笑). ――なるほど. 最近の話題だとワールドカップが盛り上がっています. 日本は決勝トーナメントに進み、このまま勝ち進んでいただきたいのですが、見ていますか? 黒沢 : 見ましたね~. 皆さんも、デンマーク戦見ましたか? すごかったです! 日本代表も頑張っているんです. この作品は地球代表の5人が宇宙で頑張る話なので、ワールドカップに負けないくらい、応援してください! ――では最後に、メッセージをお願いします. 黒沢 : 最初は、普通の小学生を描いているんですが、壮大なことが起きて大切なものについて考え始める. 1人1人が成長していき、変わっていく作品なので、そういうところを楽しんで見てください. 生月 : 私たちは頑張って声を当てたので、ぜひ楽しんで、見て、聞いてください! 吉永 : 僕はこの映画を見た時に泣きっぱなしでした. この会場にいる皆さんもいっぱい泣いて、最後に気持ちが温かくなってくれたらうれしいです! 松元 : 私も何回泣いたかわからないくらい、泣きました. 持っていたハンカチがびしょびしょになるくらい. 見終わった後に、友だちっていいなとか、いろいろなことを感じてほしいです. 鵜澤 : この『宇宙ショーへようこそ』は、劇場の大きなスクリーンで見てほしい作品. 宇宙で行った時に感動して、自分が宇宙に行った時を想像できるような素晴らしい映画だと思います. 佐藤清をやれたこと、そして皆でやれたことがうれしいです. 『宇宙ショーへようこそ』をぜひ楽しんでほしいです. 藤原 : 僕も涙がダラー、鼻水ドローっていう状態でした(一同笑). ... 先ほど、監督もおっしゃっていましたが、僕も自分が子どもだったということを思い出しました. 自分がすごしたことがなくても懐かしいと思えるような生活があり、胸がきゅっと来る作品です. そして映像の素晴らしさもそうですが、子役の皆のお芝居が素晴らしい. これが、僕の中で一番印象に残ったことです. ぜひそこも見てもらいたいです. 富山知事選、10月28日に投開票 KIDブランドタイトルのAndroid版 舛成 : この映画は、見てもらう人にちょっとでもいいので、幸せな気持ちや優しい気持ちになってもらいたくて作りました. 見終わった時に、そういう気持ちがあったら、持ち帰って回りの人と話していただければと思います. よろしくお願いします! 「祝! 大ヒット」と書かれた看板を前に、撮影に臨む登壇者. 声優陣、そして開発スタッフが歳月をかけて完成させた『宇宙ショーへようこそ』は、本日より公開中だ.