タルタロス: リバース』の主題歌を歌う飛

OnNetがサービスするPC用アクションMORPG『タルタロス: リバース』. 本タイトルの主題歌として制作された『NEVER END』が完成となったことが、本日11月14日に発表された. 公式サイトでは、ショートバージョンのPVが公開されている. ●『タルタロス: リバース』主題歌 『NEVER END』 歌: 飛蘭 作詞: 吠士隆 作曲: Lee Jong Seong、大石憲一郎 編曲: 大石憲一郎 『NEVER END』は、ゲーム内のBGM『Wheel Of Fortune』をモチーフに作られたオリジナル楽曲. アニソン界における次世代の歌姫・飛蘭(フェイラン)さんのパワフルなボーカルと、スピード感あふれる戦慄が耳に残るアッパーチューンの曲に仕上がっている. 電撃オンラインでは、先日行われたレコーディングの現場を突撃取材! 歌い終えたばかりの飛蘭さんにインタビューを行ったので、ぜひチェックしておこう. ●飛蘭 プロフィール ・誕生日: 5月8日 ・血液型: A型 ・出身: 埼玉県 ・特技: ダンス(HipHop・振付) 2008年にTVアニメ『喰霊-零-』の挿入歌『Dark Side of the Light』を世に放ち、鮮烈な印象を与える. そして2009年7月に『mind as Judgment』(TVアニメ『CANAAN』オープニング主題歌)でCDデビュー. その後も多数のアニメ・ゲーム作品の主題歌、挿入歌、イメージソングを担当する. クールかつセクシーなルックス、躍動感あふれるパワフルなステージパフォーマンス、そして挑発的な旋律を歌い熟す迫力ある歌唱を武器に、アニソン界を中心に活躍中. ◆飛蘭(フェイラン)オフィシャルサイト"Touch the faylan" 激しさを出すのに必死だった飛蘭さん! ――『タルタロス: リバース』を最初に知った時、どんな印象を受けましたか? 飛蘭: とても深い世界観のある作品で、物語が壮大! でも、悲劇的なシーンや感情がかかわってくるところがたくさんあるので、歌唱時も気持ちを込めやすいなと思いました. レコーディングに臨む飛蘭さん. 『NEVER END』については「私が好きな感じの曲! 」と話してくれた. ――飛蘭さんは普段、プライベートでゲームを遊ぶことがありますか? 飛蘭: ゲームは、時間がある時にやります. ただ、敵にやられたりすると本当にショックで、1日落ち込んでしまうので(笑). 適度に楽しんでいます. ――どんなタイプのゲームが好きですか? 飛蘭: 基本、死なないゲームですね... (笑). リズムものだったりが多いかな~. あとは何か育てたり... . 心がソワソワしないものが、基本的に合ってるような気がします. ――主題歌の歌詞とメロディーを受け取って、どんな印象を受けましたか? 飛蘭: 『NEVER END』はとてもメロディアスで、抑揚をつけて歌うイメージです. 歌詞も、嘆きなどがあるけれど、前向きでわかりやすい表現. 私が好きな感じの曲だな~と思いました! ――この曲を歌うにあたって意識したポイントは? 飛蘭: メロディアスなイメージだったので、切なさも交えた表現をした方がいいかなと思ったのですが、やはりゲーム自体が激しいので... . それに合った歌い方をした方がいいと指摘していただいて、激しくパワフルな感じを出して歌いました. ――難しかったポイントは? 飛蘭: 本当に切ないメロディーなので、「抑揚をつけたい!!」という気持ちとの葛藤でした(笑). でも、それではゲームの世界観を壊してしまいそうだったので、「いつもの飛蘭になれ! 」と激しさを出すのに必死でした. ――今回の収録では、最初のほうとOKのテイクで、かなり歌い方を変えているようでした. 最終的に、どのような表現を目指しましたか? 飛蘭: 『タルタロス: リバース』の壮大さと、壮大な物語が何を意味しているのか. それを意識して表現する時に、やはり"闘うこと"をどこまで歌で伝えられるか. これが最終的に、歌唱時での鍵になりました. ――『タルタロス: リバース』ファンの皆さんにメッセージをお願いします. 飛蘭: 『タルタロス: リバース』の世界へ入り込んだ時、曲がぐっとプレイヤーの皆さんの心に入っていって、より魂が宿れるような歌を作りました. ぜひ、その世界の中で思う存分ゲームを楽しんでいただけたらうれしいです. 作詞を担当した吠士隆(ホシタカシ)氏のコメント ――どのようなイメージで『NEVER END』の歌詞を作られましたか? 吠士: 僕は『タルタロス: リバース』が日本語化される初期段階から、シナリオの修正などでかかわらせていただいておりました. ほとんどすべてアフレコ現場での作業だったのですが、長く続いている作品なので、担当している声優さんたちも、まるでゲームのキャラクターたちと同じように長い時間を共有する事になりました. そのオンラインゲームという世界観と、実際の"人"(プレイヤーの皆さん、出演者、スタッフなど)が織りなす物語の"重なり"みたいな部分が出るといいなぁと思って、作詞させていただきました. ――『タルタロス: リバース』らしさをどのように表現されましたか? 吠士: 仲間たちと出会っていき、次々と現れる難敵を攻略していく――. 一見すると当たり前なストーリーなんですが、『タルタロス: リバース』ならではの空気感とキャラクターたちの心情があって、僕はそれがとても好きなので、その雰囲気が最大限出るようにと気を使ったつもりです. ――歌詞の中で特に工夫した点と、苦労したフレーズは? 吠士: 全体的に、難しい言葉や複雑な英単語を使わないようにしました. イージーな言葉は、一見すると「安っぽい」となってしまうこともあるので、わかりやすい言葉を選びながらも、歌全体の物語がしっかりと心に響いてくれるといいなぁと思っております. そのバランスがうまく取れているとうれしいなと思います. ――『タルタロス: リバース』の中で好きなキャラクターは? 吠士: 僕はドンジャンが好きなので、なんだかんだで今後も活躍して欲しいなぁと思います(笑). ※ドンジャン: 呪いを受けて豚鼻になった人間の少女"デイジー"に恋し、真の愛を求めて『タルタロス: リバース』の世界をさ迷う、誇り高きサロマン族の王子. 原曲『Wheel Of Fortune』を作曲したLee Jong Seong氏のコメント ――『NEVER END』の原曲となった『Wheel Of Fortune』は、どのような成り立ちの曲ですか? Lee: 原曲の『Wheel Of Fortune』は、オーケストラとの早いテンポのリズムを合わせて作られた、夢幻的で幻想的なクロスオーバージャンルの曲となります. 作曲当時、ゲームの音楽としてはあまり類を見ない面白い楽器の構成をしていた曲で、ゲームの雰囲気に合わせて、重すぎず軽すぎずを心がけて編曲を行いました. ――どのようなイメージで『Wheel Of Fortune』を作曲されましたか? Lee: 導入フェーズは、遠征隊が元気よく出発する感じ. 中盤では、『タルタロス: リバース』の旅で感じられる、哀切でおぼろなシナリオを克服していく遠征隊の姿を表現しています. また後半部では、タルタロスの結界陣を越えた先の天界の雄大さと荘厳さを、ギターをベースにシンセサイザーで製作した電子音とリズムで表現しました. ナイキ エアジョーダン 言葉通り、『タルタロス: リバース』の物語とそれを展開してく遠征隊の動きを起承転結で、すべて詰め込もうと努力して作曲しました. ――楽曲を通じてプレイヤーに伝えたいメッセージは? Lee: ログイン画面で流れる『Wheel Of Fortune』は、初めてログインするときから『タルタロス: リバース』の世界観と雰囲気、そして感性を直接伝えられるように考えて作った曲です. サーバー不具合で何回もログイン画面を見た人もいると思いますが(笑)、本作がリリースされた時から一番多くの方がお聞きになった曲ではないかと思います. theorecdudi 過去にはファーストインパクトを担う曲でしたが、今は本作に接した多くの方々が『タルタロス: リバース』の世界を思い浮かべる曲となりました. 過去に『タルタロスオンライン』としてサービスしていたころのワクワク感と興奮を再び感じたい方も、『Wheel Of Fortune』にてその感情を取り戻していただければと思います. そして、その『Wheel Of Fortune』を新しく再解釈した今回の主題歌『NEVER END』も、既存のユーザーさまはもちろん、新しく『タルタロス: リバース』に出会ったユーザーさまにも、いっそう効果的にその魅力をアピールできるように、多くのスタッフが頑張って制作しました. 飛蘭さんの素敵な歌声と共に再誕生する『Wheel Of Fortune』にも声援をお願いします. 作曲と編曲を手掛けた大石憲一郎氏のコメント ――原曲を聞いてどんな印象を受けましたか? 大石: とてもゲームらしい曲で、これから何かが始まるという予感を感じさせる曲だなと思いました. その反面、主題歌・歌モノとして成立させるには大きな変更が必要だなとも. ――原曲をできるだけ生かしているポイントはどこですか? 大石: 歌として成立させるために、譜割・構成・転調などには手を入れてはありますが、メロディーラインやコード感は極力生かしてあります. あと、イントロ部分はアレンジも含め原曲に近い形にしています. ――全体を通じて、どんな曲を目指して作曲されましたか? 大石: もともとが静かでゆったりとした曲だったので、これをいかにキャッチーで、力強くできるかを目指しました. また、原曲にある美しさと優しさとも共存できるよう考えました.