事故情報提供まで試験飛行せず オスプレイ

日米両政府は墜落事故が続く米新型輸送機オスプレイについて、7月末に米軍岩国基地(山口県岩国市)に運び込んだ後、新たな事故調査の概要を米側が日本側に伝えないうちは、試験飛行をさせないことで合意した. ただ、10月から米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で本格運用する配備計画は変更しない. 22日に米側が伝えた報告で、モロッコ事故は7月下旬に、フロリダ事故は8月末までに調査が終了するとされた. これを踏まえ、日本政府は両事故についてまとまった情報提供があるまでの間、岩国に搬入するオスプレイの試験飛行を見合わせるよう米側と調整. 米側も受け入れた. 米政府は29日、予定通り沖縄に配備することを日本政府に正式に通告し、野田政権は容認する考え. バスケットシューズ オスプレイ12機は輸送船に積まれて米西海岸を出港する. 当初は7月末の岩国到着後、「10日~14日程度」一時駐機したうえで、8月中旬に空路で普天間に移す予定だったが、日程がずれ込む可能性も出てきた.