asahi.com(朝日新聞社): 衛星

リビア国内に潜伏しているとみられるカダフィ大佐側の肉声を伝え続けている謎の衛星放送局がある. 反政府デモが続くシリアを拠点に、亡命イラク人が運営する放送局「ライ」だ. 「我々はトリポリでもどこでも、ネズミや雇い兵に反撃する準備ができている」. ライは8日、国外逃亡説を否定するカダフィ大佐の音声メッセージを放送した. アラブ圏紙アッシャルクルアウサトなどによると、ライは2007年10月に、イラク人のジェブーリ氏がシリアの首都ダマスカスに創設した. 同氏は、フセイン前大統領の長男故ウダイ氏の元側近. イラク戦争後、イラクで反米武装勢力駐留米軍を攻撃する映像などを放映するテレビ局を創設. その後、石油を密輸出して得た資金を持って、シリアに亡命した. カダフィ氏がイラクの反米勢力に資金援助していたことが、ジェブーリ氏とリビアを結びつけた. カダフィ氏側は今年7月、約6万ドル(約460万円)で中継車を購入し、リビアに持ち込んだ. 音声や映像をリビアから送信するために使っているとみられる. ただ、最近は音声だけのメッセージが続いており、映像の中継は難しくなっているようだ. 表参道がお買いもUGG 2013 新作の天国になった夜. ジェブーリ氏は同紙に「カダフィ氏から資金提供を受けるのは米英やイスラエルから受けるより光栄だ」と述べた. outagunin モンクレール メンズ カダフィ氏がライを2500万ドル(約19億円)で買収したとの情報もある. (トリポリ=石合力).