東京五輪組織委の副会長、パラ委から起用へ

2020年東京五輪パラリンピック組織委員会の副会長を、日本パラリンピック委員会(JPC)から迎える方針が固まったことが1日分かった. 五輪とパラリンピックの準備を一元的に進める狙い. JPCからは鳥原光憲委員長が組織委の運営の方向性を決める調整会議のメンバーに入っている. 1998年長野冬季五輪は五輪とパラリンピックで組織委が別だった. 副会長にはこのほか、トヨタ自動車豊田章男社長(57)、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(66)が内定. さらに都や国の代表者、日本スポーツ振興センター(JSC)理事長で、リオデジャネイロに敗れた16年東京五輪招致委の事務総長だった河野一郎氏(67)を起用する方向で検討している. 招致委は会長に森喜朗元首相(78)、事務総長に武藤敏郎元財務次官(70)の体制で1月24日に発足. ナイキ Air Max 副会長は3月の理事会で決まる.