NHK会長「会見に不慣れだった」 国会の

31日の衆院予算委員会での籾井勝人NHK会長発言をめぐるやりとりの詳細は次の通り. NHK籾井会長、衆院委で謝罪 原口一博氏(民主) 1月25日の就任会見で、放送法を真に理解するのがNHKの使命だと言ったが、実際にはどこまでご理解されているか. まず、NHK放送番組の編集権はどなたが持っているのか. 籾井氏 会長が持っております. 原口氏 放送法4条には、特に意見が対立している問題についてできるだけ多くの角度から論点を明らかにすることとある. 特定秘密保護法は、首相としてもこれが通ったから終わりではなく、国会の監視機能や様々な議論を与野党通じて良いものに仕上げていく立場だと思うが. 安倍晋三首相 重層的なチェックの仕組みをまさに作っていく. ティンバーランド 同時に、国会における監視をどうしていくか、国会において議論をいただきたい. 原口氏 正しい姿勢だと思うが、それを伝える編集権を持つ籾井氏は、会見で「どのように伝えるか」と聞かれて「いちおう通っちゃったのですから、もう言ってもしょうがない」と. 幅広い意見の検証や問題点の追及をもっとした方がいいのでは、という問いに「必要とあればやりますけれども、必要だと思わないのでやらない」. 放送法4条の趣旨に大きく反する発言ではないか. 籾井氏 先日の会見におきまして、個人の発言と断ったうえでお答えした部分について、「会長としての会見の場だ」との指摘を受けまして、その日に、その場で取り消したわけでございます. 本当に皆さんに誤解とご迷惑をおかけしまして誠に申し訳なく思っております. 原口氏 これは個人としていった言葉ではない. 放送法4条に反しているではないか.